約 1,109,215 件
https://w.atwiki.jp/irarchive/pages/1683.html
サイト ホームページ(日本橋梁) IRサイト(日本橋梁) CSRサイト(日本橋梁) 各種ツール 事業報告書(日本橋梁) アニュアルレポート(日本橋梁) CSRレポート(日本橋梁) 総会通知(日本橋梁) 有価証券報告書(日本橋梁) 決算短信(日本橋梁) 中期経営計画(日本橋梁) その他資料(日本橋梁) 戻る
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/705.html
エストポリス伝記2 3-559~560・564~565・570~571、 4-41・293~295・324~326・367~369・371~375 559 エストポリス伝記2 その1 sage 04/02/1322 36ID lOdXI4YT 場所は、天空。 2いきます 絶対神アレクディアスの神殿には神をも倒せる剣「デュアルブレード」が 安置されていた。あるとき、デュアルブレードは地上の何者かと共鳴を始める。 「我々神と人間。どちらが地上を支配するのか、審判の時が来た」 そう感じた絶対神は、配下の神エリーヌを地上に派遣するのだった。 おそらくは、デュアルブレードと共鳴した人間を見極めるために。 その夜、上空を赤い光が横切っていくのを世界各地で目撃された。 青年マキシムはエルキドの町でモンスターハンターとして生計をたてていた。 一緒に暮らしている道具屋の女主人ティアはマキシムに恋愛感情を抱いているが、 鈍いマキシムは気づかない。 ある日、隣町に通じる洞窟の鍵がモンスターに盗まれ、エルキドの町は大変に 困り果てていた。早速マキシムはモンスターを倒し、鍵を取り戻したが、ふと素朴な 疑問がわいた。 「どうして、リザードマンのようなモンスターに鍵を盗んで人間を困らせるなんて 知恵が出たんだろう。奴らにとって、鍵なんてどうでもいいはずじゃないか……」 そこへ、「知りたいですか、マキシムさん」と緑の髪(イメージイラストでは黒紫)の なぞめいた女性が現れた。女性は未来が見えるのだという。だから、マキシムの ことも、マキシムの運命もわかっていた。 560 エストポリス伝記2 その2 sage 04/02/1322 46ID lOdXI4YT モンスターが活性化した原因は、少し前に世界中で目撃された赤い光なのだと 女性は告げた。それはやがて、全ての人間を脅かす災厄となるだろう、と。 しかし、マキシムにはそれに対抗する力がある。 だから、旅に出て戦いなさい。 そう告げると、女性はアイリスと自分の名を名乗り、姿を消した。 マキシムにも心当たりが無いわけではなかった。 マキシムは、物心ついた頃から誰に習ったわけでもなく剣の使い方が、戦いの 方法が身についていたからだ。 その力を使うのは、今なのかもしれない。 アイリスの言葉に自分の運命というものを感じ取ったマキシムは、赤い光の謎を 追うべく旅に出た。 マキシムが心配なティアも、ついてくると言ってきかなかった。最初は反対した マキシムだが、ティアに押し切られる形で一緒に旅立つことになる。 旅の途中でちょっとした事件に巻き込まれたマキシムは、ヒルダという女性と知り合う。 ヒルダの家はタンベルの街で宿屋をしており、そこで兄のガイを紹介された。 自己紹介もそこそこに町にモンスターが襲い掛かってきた。マキシム、ティア、ガイは 力を合わせてモンスターを撃退するが、リーダー格のカミュという男がヒルダを さらっていってしまった! 564 エストポリス伝記2 その3 sage 04/02/1409 22ID LhJX3xlx スンマセン、記憶違いがありました。 あと、最初の行も妙なことに……。訂正お願いします(汗)。 カミュは南東の塔へ逃げていったらしい。 早速ヒルダを救出すべくマキシム達は塔へ向かった。 最上階で、カミュを倒すことはできたが、カミュはマキシム達を道連れにしようと、 爆発の仕掛けを作動させてしまう。ついでに逃げられないようにドアを魔法で 封じてしまった。ドアは今のマキシム達では開けられない。脱出の魔法も今は 持っていない(魔法は町で買うので)。 もう死ぬのか、と皆が諦めかけたそのとき、不意にドアが開いた。 アイリスがマキシム達を助けに来たのだ。そして、アイリスの脱出魔法で 一行とヒルダはなんとか生還することができたのだった。 アイリスはどうやら、強力な魔法の使い手のようだ。 ガイはマキシムについていく、という。 ガイにはジェシーという彼女がいたが、ジェシーもヒルダも止めなかった。 ジェシーはガイが戻ってくることを、信じていたからだ。 そんなジェシーとガイを見て、いいわねえとティアは言うが、やはり鈍いマキシムは その意味に気づかない。 565 エストポリス伝記2 その4 sage 04/02/1409 36ID LhJX3xlx マキシム一行は、パーセライトという国に到着した。 そこで、セレナという女性と知り合う。セレナは王立軍の隊長だった。 国王に気に入られたマキシムは、セレナと共に北の神殿の宝剣探しを依頼される。 宝剣は手に入れたが、セレナは「私はあなたを認めたわけではありません」と そっけない。 そこへ、隣町のゴートバンが何者かに壊滅させられたらしいという知らせが入った。 早速ゴートバンに向かうと、建物から武器屋の売り物まで、何もかもが破壊された 有様だった。死者がいないのがせめてもの救いだった。 これを引き起こしたのはたった一人の男で、西の塔に向かったという。 マキシム達は早速男を追うことにした。 塔の屋上で、マキシムは犯人――いや、犯神とでもいえばいいのだろうか――の ガデスと対面する。破壊こそが我が使命、というガデスに、マキシム達は戦いを挑む。 <負けた場合> ガデスはとどめを刺さずに去っていった。 そこへアイリスが現れ、満身創痍の4人を回復してくれた。 ガデスを倒すことが自分の運命だと確信したマキシムは、力の差を見せられてなお、 戦うことを誓うのだった。 <勝った場合(レベル30以上ならば可能)> 勝ったと思った瞬間、マキシムは何故か「ガデスの剣(最強クラス)」を手に入れていた。 しかしガデスは「我が真の力を見るが良い!」と一瞬で4人に波動を放ち、やはり 全員やられてしまうのだった。(以下、負けたときと同じ) 570 エストポリス伝記2 その5 sage 04/02/1422 23ID LhJX3xlx パーセライト城に戻ると、ヒルダが急病になったという知らせが入っていた。 流石にヒルダを置いたまま旅を続けるわけにもいかず、ガイはやむなく タンベルの町に戻ることになった。 ガデスはさらに北へ向かったらしい、という情報を受けマキシム、ティア、セレナは 北へ向かうことになった。 「両手に花で羨ましいね」と村人がマキシムを冷やかす。しかし実際は少し 張り詰めていた。セレナはことあるごとにマキシムを認めないだとか減点だとか 言って突っかかるが、ティアは気づいていた。 マキシムとセレナの間には、確実に何かが芽生えているということに。 自分の中に、セレナに対する対抗心というか嫉妬のようなものが芽生えているということにも。 そんな中、一行はバウンドキングダムという国にたどりついた。 バウンドキングダムはハイデッカという愉快な男が軍の隊長兼王子のおもり役を つとめていた。イドゥラと名乗る男が「さるお方の命令だ」というのを「お前の上司は 猿なのか?」と真面目に聞き返すくらいだ。 「俺が剣の次に得意なのはおせじを言うことなんだ」とハイデッカに言われ、セレナは 「こいつ、バカね」とため息をつくのだった。 キングダムの王子が勢いだけで北の迷宮にモンスター討伐に行ったということで、 一行は王子の捜索を依頼される。ハイデッカも王子のおもりということで後から こっそりつけてきた。事件は一行と強さは本物だったハイデッカの活躍で解決し、 王子も自分の無鉄砲さを反省した。 城に戻ると、騒然となっていた。ガデスが来ていたらしい。 571 エストポリス伝記2 その6 sage 04/02/1422 38ID LhJX3xlx ガデスは「セイム島を沈める」とだけ言って、帰っていったらしい。 沈められたくなければ……という要求は何もなかった。要するに勧告だ。 セイム島にはパーセライトがある。セレナとティアはもしもの時のために パーセライトに戻ることになった。 そこへ、妹が回復したガイが現れ、ハイデッカと3人でガデス討伐に向かうことになった。 廃墟の塔の屋上で、3人は力を合わせてガデスを倒す。 ガデスはこうなったら塔の「セイム島を沈める仕掛け」だけでも作動させてやる、と どこかへ逃げようとするが、マキシムはそれを追った。結局、仕掛けは作動してしまう。 そこへ、後ろからマキシムを呼ぶ声がした。ティアとセレナだ。しかし、マキシムと 他のメンバーの間には塔が崩れつつあるのか、いつの間にか深い穴が出来ていた。 心配だから私も一緒に、というティアに、マキシムは必ず戻るからパーセライトに 戻るんだ、と答える。セレナはパーセライトに戻ろうとティアを説得し、ティアも渋々 了承した。 マキシムはセイム島を沈める仕掛けを止めるために塔の中を奔走する。やっと 仕掛けを止めることが出来た……と思った瞬間、上から雷が落ちてきた。 気を失うマキシムの後ろに、緑の髪の女性が現れる。そして、何も言わずマキシムを 瞬間移動させた。 気がつくと、マキシムはパーセライトにいた。そこへセレナが現れマキシムを抱きしめる。 その様子を見て、もう私の入る隙間は無い、とティアは去っていくのだった。 マキシムとセレナは結婚した。それから1年はまずい料理を食べたり水着の話題で 盛り上がったり、子供のラルフが生まれたりと楽しく過ごしたのだった。 第1部 おわり 41 エストポリス伝記2 その7 04/02/2620 46ID ZDeRs9pG 第二部 新婚生活も一年になろうとしたある日、マキシムとセレナの自宅にいつぞやの イドゥラが現れ、息子のラルフをさらっていってしまった。 「北の灯台へ来い」というイドゥラの挑戦を受け、マキシムとセレナは灯台に 向かった。イドゥラは、「さるお方」の命令でマキシムの血筋を残されては困る、 とラルフを殺そうとする。「さるお方」とは、ガデス以外の神らしいのだ。 さっさとイドゥラを倒してラルフを取り戻したいマキシム夫妻だが、ラルフはイドゥラの 手の中。下手に手を出してはイドゥラの前にラルフが死んでしまう。どうすれば……。 と、そこへ突然アイリスが瞬間移動で現れ、ラルフをイドゥラの手から奪い返して くれた。イドゥラを倒すには至らなかったが、退けることはできた。 アイリスは、マキシムはガデスとの戦いで死ぬ予定だった、と言った。 その後「でも私が」と続けようとしたが、何故かそこでやめてしまった。 何かまた大きな悪が動き出しているのかもしれない。 マキシムとセレナは、ラルフを伯母に預け、イドゥラの上に立つ者、さらなる悪を 追うべく再び旅に出た。 港町に行くと、既にハイデッカとガイが二人を迎えてくれた。 離れ離れになって暮らしていたが、考えていることは皆同じだったのだ。 293 エストポリス伝記2 その7 04/03/0420 36ID Ms0qVlgG 飛び飛びでスマソ 4人揃ったものの、イドゥラを追うことは難しかった。何故なら港町の船すべてが 先回りしていたイドゥラに壊されていたからだ。 そこで町一番の船大工ジャッドに「幻の木」という材料をとってきてくれることを条件に、 次の街まで運んでもらうことになった。幻の木を材料にした船は、ジャッドの夢でもあった。 マーティン号と名づけられた船で、ナーシサスの町に到着したマキシムたちは、 「未婚の」女性が、子供も含めてハーメルンの笛吹きのようにさらわれるのを見る。 ここで事件を解決して彼女ゲットとばかりにがんばるハイデッカ。 事件を起こしたのはもちろんイドゥラで、神のいけにえにするのだとか。 そして、ハイデッカのがんばりで事件は解決するのだったが、さらわれた女性には 皆恋人がいたのであった。落ち込むハイデッカを女の子が励まそうとするが、 お友達の男の子が迎えに来てしまった。ハイデッカに春は、来なかった……。 失態続きでとうとう上司のアモンという神にさえ見放されたイドゥラはアイリスを とある神殿で人質にとり、マキシムたちに最後の戦いを挑む。 戦いには勝ったが、イドゥラは脱出魔法を封じた上で神殿もろとも道連れにしようと した。ハイデッカの犠牲でアイリスが脱出魔法を使うことができた。 ハイデッカは、戻ってこなかった。 (ちなみに 本篇でおまけダンジョンをクリアしたいのなら、ハイデッカが抜ける前に 話をとめたデータを作っておいたほうが良いです) 294 エストポリス伝記2 その8 sage 04/03/0420 47ID Ms0qVlgG ハイデッカを失った悲しみにひたる間もなく、マキシム達は神を追う旅を 続けるのだった。が、徒歩ではやはり限界があった。 そこへ、船を買わないか、という話をとある町で持ちかけられる。 船の持ち主はレクサス・シャイアという変わり者の博士だった。レクサス博士は 強い「波動」を持つマキシムたちに興味を示す。ちなみに、博士の波動計によると 3人の強さはガイ<セレナ<マキシムらしい。 ジャッドが幻の木を手に入れたことを知った博士は、「エンジン」をつけた船を ようやく作れる、とマキシムに協力してくれることになった。 船が出来上がるまでのあいだ、マキシムたちはなりゆきで街の花売り娘の代わりに 珍しい花をとってくることになった。 セレナは珍しい花を「プリフィア」と名づけた。 完成した船は「エクセリオン号」と名づけられ、レクサス博士も同行することになった。 途中立ち寄った王国で、また事件にまきこまれるマキシム達。黒幕は軍事大国 グラッセの王子クラウスだった。 ヒーローのように登場したマキシム達に、ガイは「聞いて名乗るのもおこがましいが」と わりとノリノリで名乗りをあげた。 「俺は無敵の豪腕ガイ!そして正義の剣士マキシム!世紀の天才レクサス!」 「そして、魔法の人妻 マジカル・セレナ!!」 295 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/03/0420 54ID Ms0qVlgG とまあこんな感じで珍事件を解決していくマキシム達。 しかし、どこかの王国が財政難でなんだという事件を終わらせようとした瞬間、 遂にアモンがマキシム達の前に現れた。 アモンはあいさつがわりのように山奥の村を壊滅させてしまった。 マキシム達が壊滅した村に向かうと、アイリスが死んだ村人の為に祈りを捧げていた ところだった。神と戦うには肉体的な力だけでは勝てない、とアイリスは語る。 精神の力、「波動」でなければ。 しかし人間の限界ではとうてい神には勝つことはできない。 何か、「波動を増幅するような」武器でもない限りは。 波動を増幅する武器は、「デュアルブレード」というらしい。 いつものように助言だけを与えてどこかへ去ろうとするアイリス。 マキシムは、いつかはあなたの正体を教えてくれますか、と尋ねた。 「そのとき、あなたは私だとわからないかもしれませんが」 と、アイリスは答える。 その言葉は、マキシムには届かなかった。アイリスの心の中での言葉だったからだ。 324エストポリス伝記2 その9sage04/03/05 21 23ID FPKmCdD7 光る玉が海底に沈んでいった、という話でもちきりになっている村があった。 そこでは、レクサス博士の知り合いのケビンという男が潜水艇を作っていた。 光る玉はアモンと関係がある、もしくはアモンそのものではないかと勘づいたマキシム たちは海底に向かうことを決めた。 海底に行くために、レクサスの研究所のあるポートラビアの街でエクセリオン号に 潜水艇に変形させる機能をつけるように改造することになった。幻の木で作った船ならば、 それくらい改造を加えても大丈夫らしい。 さっそく設計図を、というところでまた事件が発生する。 犯人は先回りしようとしたアモンの手下……ではなく、エルフの女の子だった。 一から書き直すと時間がかかるので、女の子から直接返してもらうことになった。 エルフの里に続く帰れずの山の出口で、ようやく女の子を捕まえることができた。 女の子の名前はミルカ。ミルカは研究所から出る排水で、街に緑が無いことに 腹を立てていたのだ。そこへ、エルフの若者が現れる。「アーティ様」と呼ぶミルカ。 アーティの説得で設計図は返され、レクサスも研究所の設備を改良するために 街に戻っていった。 そこへ、またまた事件の知らせが入った。ミルカの母親のカレンが、光る玉に 連れ去られていってしまったというのだ! 325 エストポリス伝記2 その10 04/03/0521 33ID FPKmCdD7 カレンは「精神の神殿」という場所に連れ去られたらしい。 アーティを加え、早速マキシム達は神殿に向かった。 神殿の奥では、アモンが自らの波動をさらに高めるべく、カレンを脅している 最中だった。しかし、これはカレンの策でもあった。精神の神殿の最深部では 波動を高める装置があり、カレンはそれでアモンを撃退した。 その反動でカレンは、命を落としてしまう。 アーティはカレンの敵を討つことを、ミルカに誓うのだった。 ここに、伝説の戦士と後の世に語られる4人が遂に揃った。 「あなた達のお互いを想う気持ちは本物なのですか?」 潜水艇に乗ってたどりついた街で、マキシムはアイリスにそう尋ねられた。 らしくなく突っかかるアイリスに、ガイは戸惑いを隠せない。まるでセレナを あおるように「ダラールの街の近くには真実の愛を映し出す鏡のある塔がある」 と告げていつものようにアイリスは立ち去っていくのだった。次の目的地は ダラールよ!と物凄い剣幕でセレナは怒鳴る。 アーティは、初対面のせいもあるのか、不審な目でアイリスを見送っていた。 326 エストポリス伝記2 その11 sage 04/03/0521 40ID FPKmCdD7 真実の塔の最上階では、アイリスが待っていた。互いを想う気持ちが本物で あれば、鏡に姿が映るらしい。 確かめる間もなく、モンスターが部屋へ乱入してきた。そのはずみで、マキシム一行 は鏡に背を向けたまま戦う姿勢になってしまった。しかしアイリスははっきりと 見ていた。マキシムとセレナの姿が、映っていることを。 戦いのせいで、鏡は粉々に砕け散ってしまった。それでもマキシムとセレナの 心に不安はなかった。 「どうしてお互いの気持ちよりも、他人の言葉の方が気になったんだろう」 変ね、とほのぼのした雰囲気に包まれる。 いつのまにか姿を消していたアイリスに、またアーティは疑問を抱く。 いつものことだから、とガイにあっさり流されてしまった。 一行が去った部屋に、アイリスが一人で入ってきた。アイリスは魔法で鏡を 直していく。 「これで良いのですね、アレクディアス様」 真実の鏡には、青い髪の甲冑姿の女性が映っていた。 367 エストポリス伝記2 その12 sage 04/03/0619 17ID mXWf6Sgn ダラールの街に戻ると、アイリスは西に向かったという情報が手に入った。 ダラールの西、チャッドの村に着くと、火山が噴火するとかでアイリスどころでない 騒ぎになっていた。火山に住むドラゴンがその元凶だ、と村の長老は一人で倒しに 行ってしまったらしい。成り行きでマキシムは長老を救出することになった。 火山でドラゴンをやっつけると、噴火の兆しは収まった。本当にドラゴンが元凶 だったらしい。そして長老は、デュアルブレードについて知っていた。 海底の人魚の国に行けばもっと詳しいことがわかる、と長老は「人魚の玉」をくれた。 早速人魚の国にたどりつくと、「デュアルブレードなのかはわからないが、海底神殿には 光り輝く剣がある」という話を女王から聞いた。それから、チャッドの長老は昔、 人魚の国の住人だったらしい。 人魚の国にもやはり困った事件が起こっていて、デュアルブレード探索のついでに 行方不明になった王女と国民を探してくれ、と頼まれた。 海底神殿には、人魚の王女と国民がいた。無事を喜ぶのもつかの間、王女以外の 人魚は雷が落ちて全員「殺されてしまった」。奥に只者ではない気配がある。やったのは、そいつだ。 神殿の奥には、デュアルブレードらしき剣があった。マキシムが近づこうとした瞬間、 只者ではない気配の持ち主が現れる。 この世に降臨しつつある邪神の一人、「恐怖」を司るディオスだった。 デュアルブレードをマキシムは手にしようとするが、ディオスもまたデュアルブレードを 手にしようと波動を放つ。マキシムでは力不足だったのか、見切りをつけたように デュアルブレードは消えてしまった。 「貴様には資格がなかったようだな」 368 エストポリス伝記2 その13 sage 04/03/0619 24ID mXWf6Sgn 次の瞬間、マキシム達はチャッドの村にいた。ディオスが瞬間移動させたようだ。 どうしてこんなことを、と思った瞬間、上空に巨大な島が浮かんでいるのが見えた。 そして、島からレーザーのような光が放たれ、村は全滅してしまった。 レクサスは空の島を「虚空島」と名づけた。虚空島に向かうには、エクセリオンに 空を飛ぶ機能をつけなければならない。そのためにはエンジンがもう1基いるが、 1から作っていては時間がかかりすぎる。 丁度、軍事大国グラッセにエンジンがあるらしい。このご時世に世界征服を企む ようなとんでもない国だ。世のため人の為に、エンジンを頂戴してしまおう。 というわけで、一行はグラッセに侵入することになった。 「待っていたぞ、マジカルセレナ!」 グラッセで待ち受けていたのは、いつぞやのクラウス王子だった。クラウス王子は 兵士を放つが所詮マキシムたちの敵ではない。さっくり倒す。 「おのれマジカルセレナ!」 クラウス王子は奥の手とばかりにエンジンを搭載した戦車で襲い掛かってきた。 これも破壊したが、エンジンは無事だった。爆発に巻き込まれる前に、さっさと 一行はグラッセを脱出するのだった。 369 エストポリス伝記2 その14 04/03/0619 36ID mXWf6Sgn エクセリオンの改造の途中で、虚空島がある場所で止まったという知らせが入った。 まるで何かに共鳴するかのように。 デュアルブレード無しで神に勝つような手も無い今、エクセリオンでまず向かうのは、 近くの村ということになった。 ナルビクの村は不思議な雰囲気に包まれていた。代々神に仕えるという使命が この村にはあるらしい。なんでも遠い昔に神から「神授の兜」「神授の盾」「神授の鎧」という 武具をさずかったのだとか。虚空島が現れた今こそ、3つの武具をマキシムに託すとき、 と長老から3人の孫娘を紹介される。リサ、マリエル、クレアの3人は、3つの武具の 封印を解く鍵でもあるらしい。 早速リサを連れて最初の封印の塔に向かうマキシム達。 最上階で石版の封印を解こうとした瞬間、意外な人物が現れた。 1年ほど前に、この手で倒したガデスだった。エリーヌという神の力で、この世に よみがえることが出来たのだ、という。 ガデスを倒し、マキシムは神授の鎧を手に入れる。 そしてリサは、塔に残ると言い出した。塔の石版には波動を高める力があり、 それで虚空島を封じる考えなのだった。 371 エストポリス伝記2 その15 sage 04/03/0622 07ID mXWf6Sgn エンディングまでいきます マリエルを連れて第2の封印を解こうとするマキシムに、今度はアモンが 襲い掛かる。なんとか倒したマキシム一行だが、エリーヌをなんとかしない限りは、 いたちごっこなのだった。 封印を解いて神授の兜をマキシムは手に入れる。そして、マリエルの考えも リサと同じだった。 最後の封印を、クレアと共に解こうとするが、今度は邪魔が入らなかった、まあそれは 良いことだと封印を解いて神授の盾を手に入れると、ディオスが現れた。 そして、マキシムを試すかのようにデュアルブレードも。 それはデュアルブレードを持つ者にこそふさわしい。我が物だ! と、ディオスは全員を吹き飛ばす。それでもマキシムは立ち上がった。心配する セレナに、あんな奴には負けない、とマキシムも波動を高める。 そして、デュアルブレードはマキシムを選んだ。裏切られた、と思ったディオスは 貴様らだけは絶対に許さん、と捨て台詞を残して去っていった。 クレアもまた塔に残った。そして、3人の波動を共鳴させて、虚空島の動きを 止めることに成功する。 しかし、永遠に封印できるというわけではなかった。3人の命が徐々に消耗していくからだ。 虚空島では突然の出来事にディオスはやや驚いていた。しかし、マキシム達が すぐに乗り込んでくるわけでもないこともわかっていた。アモンが、こっそりエクセリオン を壊していたからだ。 372 エストポリス伝記2 その16 sage 04/03/0622 16ID mXWf6Sgn エクセリオンを修理するために、一旦マキシム一行はポートラビアの街に戻った。 アモンは意外と詰めが甘いらしく、心臓部ともいえるエンジンは無事だった。修理に 時間はかからない。 修理している間、マキシムはセレナを呼び出し、君はここに、と言いかけるが、 その続きを言ったら私はあなたを軽蔑する と、セレナに止められた。 必ず勝って、そしてラルフのもとに戻りましょうよ、と。 そんな二人を、ガイは複雑な思いで眺めていた。あいつらには、子供もいるしな と思うと、胸騒ぎがした。 エクセリオンが修理を終えたとき、虚空島を封じる波動が弱まっているという知らせが 届いた。さらに良くないことに、街に大勢のモンスターが襲い掛かってきたのだ。 普通にダンジョンで出くわしても手のかかるモンスターがぞろぞろと……どうすれば と思った瞬間、思いもかけない人物がくじらに乗って現れた。 ハイデッカだ!生きていたのだ。 地上は俺にまかせろ、とハイデッカはモンスターを引き受ける。ハイデッカの気迫に、 モンスターも気圧され気味だ。 エクセリオン号は虚空島に向けて飛び立つ。虚空島からいくつものレーザーが エクセリオンを襲うが、エクセリオンは虚空島になんとか不時着した。 373 エストポリス伝記2 その17 sage 04/03/0622 27ID mXWf6Sgn ガデスとアモンをさっくり倒し、虚空島の奥へとマキシム達は進む。 途中の橋で、青い髪の甲冑姿の女性が現れた。お前がマキシムか、と女性は言う。 何者だ、といきり立つマキシムに、女性は名乗ることを渋った。 どうした、何故名乗らない、とマキシムが更に言うと、女性は観念したかのように 私の名はエリーヌ。殺戮を司る神だ。 と答えた。私がいる限り、四神は何度でも蘇る。 マキシムはエリーヌに戦いを挑み、勝った。エリーヌはお前は何のために戦うのだ、 と息も絶え絶えに問いかけた。俺には守るべき女がいる、と即答するマキシム。 たった一人の女の為に命をかけるのか。 俺にとっては命をかけるに値する女だ。 エリーヌは笑い、それがディオス様に通用するか試してみろと言って、消えた。 残る神はディオスだけとなった。 何故お前達のような邪神ばかり現れるんだ、というマキシムに、幸運や愛を司る 神もいるが、自分達のような者もいる。片方だけを手に入れることなどできない、と答えた。 そして、マキシムと自分を裏切ったデュアルブレードだけは許さないと言って、戦いに突入した。 なんとかディオスに勝った、と思ったそのとき、何故かマキシム一行の周りに 倒したはずのガデス、アモン、エリーヌが現れる。アーティによればこれは残像思念のような もので、波動を共鳴させることで地上もろとも道連れにする気らしい。 マキシムもセレナ、ガイ、アーティの波動を合わせることでそれだけは阻止した。 しかし、セレナの身体に負担が掛かりすぎたせいか、セレナは絶命してしまった。 マキシムはセレナを置いて脱出することは出来なかった。 ガイは、マキシムの気持ちをくんで、アーティに脱出魔法を唱えさせた。 ここまでが、1のオープニングで語られた部分(大分変わった部分もありますが) 374 エストポリス伝記2 その18 sage 04/03/0622 37ID mXWf6Sgn ガイとアーティの去った虚空島に、ディオスの亡霊が現れた。 貴様だけは絶対に許さん、こうなったらこの島をパーセライトにぶつけてやる、 我が最後の恐怖を味わうがいい、と言って、ディオスは消えた。 もうマキシムに手段は残されていない。 どうすればいいんだ。 と、そこへ半透明のアイリスが現れた。マキシムはアイリスの姿から、波動を 感じた。エリーヌと同じ波動を。 何故、敵のあなたが私を何度も助けてくれたのですか、と問うマキシムに、 全ては絶対神アレクディアス様の意思です、とアイリスは答えた。 いずれ神と人は地上をかけて戦うときがくる。その時を示すのが審判の剣 デュアルブレード。アレクディアスはあと1000年はそんな時期は来ないと思って いたが、地上にマキシムが現れ、デュアルブレードは共鳴した。 そしてマキシムを見極めるためにエリーヌが派遣された。アイリスとして。 しかしアイリスとしてマキシムを導いてきたエリーヌだが、使命を越えてマキシムを 助けるようなことをしてしまった。エリーヌには、それがわからない。 マキシムはアイリスにこの島を止める方法を教えて下さい、と言ったが、アイリスは 拒否した。自分は殺戮の神。そんなことをすれば自分を否定することになる。 それでもマキシムはアイリスに助けを求めた。すると、アイリスは残された最後の 力で動力部に続く道を開いてくれた。 虚空島の動力は3つの巨大な魔石から成っていた。波動をぶつけることで壊すことが 出来たが、1つ壊すごとにマキシムの身体にも限界が近づいてきていた。最後の 魔石をデュアルブレードの力を借りて壊したマキシム。 そこへ、半透明のセレナがマキシムを迎えに来た。マキシムもセレナのもとへ行った。 375 エストポリス伝記2 END sage 04/03/06 22 45 ID mXWf6Sgn 淡い青の光とピンクの光が世界中をかけめぐっていく。 ガイはタンベルでパーティーを開く予定だ。 アーティは目を負傷し、ミルカに心配されるがそれよりもタンベルに行きませんか、と言った。 ハイデッカはマキシムは世界で二番目に強いやつだから、きっと大丈夫だろう、 と豪語する。もちろん1番はハイデッカだ。 そして、光がエルシドの街を通り過ぎたとき ティアは、不意に涙が止まらなくなった。 光がパーセライトの街に着いたとき、ラルフは片言で「ママ」と母親を呼んだ。 エストポリス伝記2 おわり。 そして約100年後、マキシムの子孫の少年の前に、ルフィアという名の少女が現れる。 キャラクターの心情を書き出すとどうしても長くなってしまいますね。 そのへんがこのゲームの醍醐味でもあるわけですが。 セーブは出来ないがお腹が減らない不思議のダンジョン「いにしえの洞窟」とか、 8個集めると願いを叶えてくれる「ドラゴンエッグ」とかおまけも色々あります。
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/9157.html
日本橋川 にほんばしがわ 東京都千代田区及び中央区を流れる川。 神田川の分流。隅田川へ流れている。 歴史 平川と呼ばれる川があり、現在の神田川、日本橋川上流部分を流れた後、日比谷(当時は入江)に注いでいた。 太田道灌により、現在の隅田川(当時は海で江戸湊)へ流れるように流路が付け替えられた。これが現在の日本橋川の下流部分となる。 江戸時代に、平川を現在の神田川下流に付け替え、同時に現日本橋川の接続部分は埋め立てられ、分断された。 1903年(明治36年)埋め立て部分がふたたび開削され、現在のような神田川の分流となった。日本橋川と呼ばれるようになった。 橋 三崎橋 日本橋川橋梁 新三崎橋 あいあい橋 新川橋 堀留橋 南堀留橋 俎橋 宝田橋 雉子橋 一ツ橋 錦橋 神田橋 鎌倉橋 日本橋川橋梁 新常盤橋 常磐橋 常盤橋 一石橋 西河岸橋 日本橋 江戸橋 鎧橋 茅場橋 湊橋 豊海橋 関連項目 2020-12-01 南堀留橋 堀留橋 常盤橋 常磐橋 新川橋 日本橋 東京サイクリング 東京巡り 神田川 西河岸橋 豊海橋 錦橋 雉子橋 この項目のタグ 中央区 千代田区 東京都 河川 タグ「河川」がついた項目 秋川 / 荒川 / 入間川(東京都) / 宇田川 / 内川 / 浦内川 / 大横川 / 神田川 / 北十間川 / 玖珠川 / 犀川 / 信濃川 / 四万十川 / 石神井川 / 隅田川 / 仙川 / 善福寺川 / 多摩川 / 長瀞渓谷 / 日本橋川 / 野川 / 呑川 / 飯能河原 / 三隈川 / 三沢川 / 宮良川ヒルギ群落 / 妙正寺川 / 目黒川 / 養老渓谷 / オンネベツ川 / 吹通川ヒルギ群落
https://w.atwiki.jp/zsphere/pages/24.html
江戸時代には五街道の起点となった場所。 現在かかっている橋は、明治44年(1911年)に妻木頼黄の設計で作られた洋風のもの。 さらにその頭上を、巨大な首都高速が横断している。 (ちなみにこの妻木は、西洋風官庁街の構想を立てたベックマンの元、ドイツで建築を学んでいる) 写真1 写真2 これを景観破壊として、首都高速をどこかにどかそうという話は以前からある。 2003年には国土交通省が音頭をとって「日本橋 みちと景観を考える懇談会」を発足して アイデアコンペを行った。その際、首都高を地下に埋める計画などが出されたという。 一方、橋の上を暴力的に通り抜ける首都高、というランドスケープは欧米の人々の関心を呼び、 映画『惑星ソラリス』の未来都市のシーンに使われたり、 ヴィム・ヴェンダース『東京画』で撮影されたりしている。 以上、『東京スタディーズ』より 江戸時代には日本橋の河岸に魚市場が発達した。 これは徳川家康が関西の摂津から漁師たちを佃島に住まわせ、水揚げされた魚をここで売らせた事がきっかけ。 日本橋の南詰西側には、慶長11年(1606年)に高札場ができ、幕府のお触れや町人への訓示が貼り出された。 同様に南詰東側には、罪人の首を晒す晒し場があった。
https://w.atwiki.jp/theurgy/pages/389.html
海岸から約200メートル離れた地点。テウルギア・ギガ第3世代「マキシム・ウォーリアー」は腹から上を出して前進していた。 マキシムの機体色は黒だ。夜中の海には良く紛れる。左右非対称の腕とマッシヴな全身、それから背中に付いた一対の板状ユニットも特徴だ。 ギガはあらゆる障害に耐えながらオーガーと戦わなければならない。よって水深4000メートルの深海にも潜れるし、上空2000メートルから叩き付けられても動作する。 海の中に入るのは全く問題なかったが、問題はオーガーとの戦闘だ。この向こうに、二体現われたうちの一体がいるはずだ。 「司令部!」 フューリーが絶えず足を動かしながら声を張った。通信機がアクティヴになり、彼の所属する司令部と繋がる。 テウルギア・ギガはパイロットの動きをトレースするため、内部機器はほぼ全て音声認識で起動する。 「こちら司令部。マキシム、どうした」 「日本海の指定ポイントに着いた!オーガーはどこだ」 「もう遭遇している頃だ。レーダーは見えないのか?」 「マキシムは少しだけお年寄りだからな、最新のオーガー用レーダーなんて重い物持てねえんだと…待て、海中で何か…」 波の高さが一瞬変わった。フューリーがそう認識すると、レイニーが叫んだ。 「オーガー、2時の方向!」 その報告は、テウルゴスコネクトの効果で彼女自身の声より早くフューリーの脳裏に届いた。 体をずらし、胸の前で両腕を重ねるフューリー。マキシムがそれに倣い、防御の姿勢をとる。 すると、海面から小山のような鼻先がギガの腕に衝突した。 周囲数百メートルにまで大玉の水滴が飛び散り、ダイナマイト数百本分の衝撃波が夜の水面を大きく揺らした。 だがこれは単なる始まりに過ぎない。ギガとオーガーの戦闘はまだこんなものではない。 「こちらマキシムのフューリー・ウォレット!オーガーとエンゲージした、戦闘を開始するッ!」 フューリーが腹から声を挙げ、吠える。 ほぼ密着した状態から、マキシムはオーガーの鼻先を殴りつけた。 ギガの拳は2種類ある。手持ち装備を器用に扱い、作業を難なくこなすための、従来のようなハンドアーム。 そして、拳骨にした際の威力と強度を鑑みられて設計された、ショベルカーを彷彿とさせるハンマーアーム。この2種だ。 マキシム・ウォーリアーは接近戦を念頭に作られており、そのため腕はハンマーアームになっていた。 この腕なら、オーガーを何百回殴っても不調を起こすことはない。 「もう一度打てます」 「ぃよっしゃあ!」 鼻っ面に叩き込まれる左腕。 腕を大きく振るうたびに海面が揺れ、波が生まれる。 パンチの衝撃でオーガーが倒れた。再び水面が爆ぜ、数メートル級の大波がひっきりなしに出現する。 「へへっ痛いか?。このままボッコボコに…」 「敵、ダメージを受けた様子がありません」 「痛くなさそうですね」 「は?バカ言え、バンタム級チャンピオンだってあんな良いパンチ打てやしな…」 レメゲトンの指摘通りであった。マキシムの攻撃を耐えたオーガーは姿勢を元に戻し、巨大なハンマーヘッドを押し付けてくる。 ぶつかる金属と金属。飛び散る海水。衝撃波。 敵はタックルの勢いを緩めない。重量に任せて転ばせようとする策だろう。 「馬鹿野郎、俺はな…!」 フューリーがコクピットの中で指を開く。対応して、ギガもハンマーアームを展開し、歪な形の指を広げた。 「化け物に押し倒される趣味は、ねえんだよォッ!」 歪な指はハンマーヘッドを掴み、握る。マキシムのサブ動力源の出力は全開になり、鉄の巨人の腕にギガワット級のパワーを与えた。 持ち上げ、放り投げる。 たったそれだけの行為だが、オーガーを100メートルも投げた際に生まれる影響は大きい。 落下地点からマキシムよりも大きい水柱が上がり、海底が揺れたのが観測される。海水がクッションになったはずなのにこの影響だった。 「オーガーを放り投げるのは自粛してください、フューリー。環境に変化が起きる可能性が指摘されています」 「オーケイ、気を付ける。なるべくな」 全長60メートルの巨体。その攻防は尋常ではないスケールで繰り広げられる。 テウルギア・ギガとオーガーのぶつかり合いは最早、戦術戦闘のそれではない。例えるならば災害と災害の対決だ。 周辺の地域は無論のこと、遠く離れた土地にまで影響が出るのである。 「でも背に腹は変えられないという格言があるって、LSSの役員が…」 「オーガー、起き上がります」 「おっと!」 オーガーは頭を持ち上げて、テウルギア・ギガと対峙する。 先ほどまでのぶつかり合いから一転、今度は張り詰めた空気が二機の間に漂った。 「あのトンカチ頭は、多分ギガ用だろうな。殴ってもビクともしねえ」 フューリーは冷静に分析した。 「スタミナ勝負は嫌いなんだが!」 「フューリー。持ち上げた際に敵の分析を完了しました」 「本当か!?」 「正面以外から攻撃を仕掛けてください」 「そりゃ俺への当てつけか?」 「マスター、敵が離れていきます」 レイニーの報告で、フューリーは我に返った。今は戦闘の真っ最中だ。ジョークなど飛ばしてはいられない。 オーガーはマキシムの周囲を回りながら少しずつ遠のいていく。 傍目から見ればのっそりとした泳ぎだが、巨体ゆえに実際のスピードはかなりのものとなるだろう。 「遠距離戦か?撃ち合いをしようってのか」 ならば遠くに浮き上がるはずだ。フューリーはそう予測する。 フューリーの懸念通り、オーガーはマキシムの正面300メートルの地点に浮上した。ハンマーのような頭だけでなく、胸から上にあたる部位もしっかり水面から出していた。 だがマキシム・ウォーリアーはただ棒立ちで様子を見ていたのではない。攻撃の準備を整えていたのだ。 先手必勝と言わんばかりに、叫ぶ。 「ミサイルシステム…アクティヴ!!」 「発射方向、弾道、発射数、発射間隔を指定してください。」 「全部撃て、後は任せる!」 「ラジャー」 マキシムの背部にあった背部ユニットの至る場所に穴が開き、そこから弾頭が顔を出した。片側総数六十発の大型ミサイルである。 ロマニアの開発したミサイルシステム・ユニットは、発射方向、弾道、発射数、発射間隔をオート設定できる。これによってランダムな方向でミサイルを集中することで、オーガー の迎撃レーザーを潜り抜けようという意図の装備。 「遠慮すんなよ全部食ってけ!」 120の白煙が尾を引いて飛ぶ。方向はバラバラ、発射間隔もバラバラ。 だが全てオーガーに向かっている。 すると、オーガーの各所から球体がせり出した。球体からは針のような部品が飛び出して、さらにそこからレーザー光が照射される。 真夜中の海面で花火大会が始まった。迎撃レーザーがミサイルを1つ残らず撃墜し、その誘爆が焔の華となって周辺に咲いたのだ。 ミサイルの破片や爆風に身じろぎひとつしないオーガー。そしてギガ。双方ともにこの程度でダメージを負うほどヤワではない。 「くそっ拒食症め」 「私も無数のミサイルは食べたくないです」 「言ってろ!」 迎撃レーザーは、本体より200メートルより外から来る高速実体飛翔体を完全迎撃するオーガー最大の武器だ。飛び道具を使うにはそれより近くに潜り込むしかない。 だが直接迫って殴りつけるぶんにはまったく問題のない装備でもある。 「ミサイル来ます。中型、数90」 「心配すんな、盾はあるぜ」 反撃とばかりにオーガーから大量のミサイルが放たれた。全て直撃したら流石のギガでも痛手を負いかねない。 「ミサイルシステム、パージ!」 機体から切り離された二枚の板を前に掲げ、即席の盾とする。 板であるからして、ミサイルシステム・ユニットの表面積は大きい。マキシム本体には一発も通さなかった。 だが次々に突き刺さるミサイルは、その板に致命的な損傷を与えた。ミサイルの爆発が止んだ時、粉々になったミサイルシステム・ユニットは放り捨てられた。 「無駄遣いですね」 「うるせえ。リサイクルだよ、エコだろ」 双方のミサイル合戦は引き分けとなった。続いてはやはり殴り合いとなる。 「シャイニー!横だろ!?」 「正確には正面以外です。あの重量の頭部からあの軽量を維持するには、頭部以外の防御力を犠牲にするしかありません」 「オーライオーライ!アームブースタを用意しとけ」 「ラジャー」 再び海中に潜り込んだオーガーに対し、マキシム・ウォーリアーはその場に立ち止まって様子見を始める。 敵のハンマーヘッドは重量が大きいぶん攻撃後の硬直もあるようだ。付け入る隙はそこにある。 「来い…来い…来いッ」 敵がぐるぐるとマキシムの周りを巡る。油断を誘って、死角から必殺の体当たりをかまそうとする動きだ。 オーガーの泳ぎに合わせ、マキシムの首まである波が黒い体にぶつかる。 一周、二週、三週、四週目でオーガーの泳ぎ方が一瞬変わった。 「来たァッ!!」 海面から飛び上がってマキシムに突撃するオーガー。 マキシムはそれを、左腕で軽く受け流す。 拳の上に当たったハンマーヘッドの先端は、手首、前腕を通り過ぎ、最後に肘に弾かれる。 「今です」 空中で無防備な様を晒したオーガー。落下する前に横腹に拳を向けるマキシム。 「アームブースタ起動!いぃいけぇええええーッ!!!」 コクピットで渾身の右フックを放つフューリーに合わせ、マキシム・ウォーリアーの右前腕に設けられた4個の天郷製ブースターが火を吐いた。 アクチュエーターのパワーに加速が乗った極上の一撃。それは見事に、海中に落下するオーガーの左脇腹を叩いた。 この戦いで幾度めかの衝撃波が発生。マキシムから見て後方に向かって飛び上がったオーガーが、今度はマキシムから見て左側に吹っ飛ぶ。 その脇腹には見事なクレーターが生まれていた。 「敵、ダメージ甚大」 「追撃を推奨します、マスター」 「に」 マキシムのアームブースタから火が消える。 「が」 敵が吹っ飛んだ方向を睨むフューリー。 「す」 マキシムは全速力でオーガーを追った。 「かぁあああああああ!!!」 スプリント選手のような走行姿勢で走るマキシム。エクステックからもたらされた機械式擬似筋肉技術はギガの運動性を高いレベルに至らしめる。 「うおおお!」 キツイ一撃で動きが鈍ったオーガーに、マキシムの方をすぐに向くのは不可能であった。ふるふると起き上がったオーガーの横腹は、未だマキシムに面している。 そこへさらなる一撃。 先ほど開けてやったクレーターに、強烈なパンチを打つ。打つ。 右、左、さらに右、もう一度左。 激しく身悶えるような動きをするオーガー。だがマキシムは攻撃の手を緩めない。 クレーターはより深く、より大きくなっていく。そしてついに、オーガーの装甲がひしゃげて内部機器が露出した。 「銀河(ガラクシア)、アクティブ!」 「ラジャー」 腰の横に吊り下げられた大砲のようなユニットを、展開した左アームで握る。掌にあたる部位からコードが伸びて、そのユニットに接続された。 レーザーキャノンのチャージが始まる。光が発生し、マキシムの左腕に小さな太陽が生まれた。 それを止めようと抵抗するオーガーを、マキシムの右腕が押さえつけた。 「残念だったな、これでも喰らいな」 大型レーザーキャノンが放たれた。要塞壁をブチ抜く超出力の光線が、装甲の割れたオーガーの腹に撃ち込まれる。焼かれる内部機器。溶ける装甲。 蒸発する海水。動きを止めるオーガー。 「もっかいだ!」 「先の攻撃で左腕が損傷しています」 「構うな!」 数秒のチャージを経て、もう一度レーザーキャノンが撃たれた。極太の光線が第一射で空いた大穴を通り抜け、敵中枢・動力炉に致命的な損害を与えた。 爆発。 オーガーの動力炉が暴走して、敵の化け物兵器は粉々に砕けて散った。 一番大きな破片は、先ほどまで大いにマキシムを苦しめたとんかち頭だった。装甲の薄い胴体は爆発に耐えられず跡形も残っていない。 「作戦…終了。俺の勝ちだな」 絶えず飛んで来るオーガーの破片を弾きつつ、マキシム・ウォーリアーが振り向いた。デヴィッドのギガを迎えにいくのだ。 「俺達の、です。マスター、訂正を願います」 「レイニーに同意します、フューリー」 「あいあい、それは悪かったな。すまない、許してくれよ。二人してそんなに怒ること…」 いつも通りの軽口を並び立てようとしたフューリー。これがいつもの彼の癖だ。 勝利のたびに、戦いの恐怖を紛らわすようにジョークを飛ばして、二人のレメゲトンと掛け合い、リラックスする。 勝って生き残った実感を味わうのだ。 だがその脳裏に二人の警告が響いた。 「後方ですフューリー!!」 「背後に気をつけてマスター!!」 それは一瞬遅かった。 海中でステルス潜行していたもう一体のオーガーは、直前の戦いでボロボロになった左腕をしっかりと捉えた。 トップに戻る 前 続き
https://w.atwiki.jp/orirowavrc/pages/59.html
凶人同士理解(わか)りあう 「何処だ…ここは」 透明な壁から見える雪原に困惑するマキシム。 何故か雪原のど真ん中に存在する電話ボックスの中に彼は飛ばされていた。 ◆ 雪に覆われた地面を踏む度に、積もった雪が軋んで砕ける音がする。 電話ボックスを出て、歩き出してから10分。周囲の光景に相応しく、大気は冷たく乾いている。 吸い込む空気は肺を凍らせそうな程にに冷たく、吐く息は瞬く間に白くなる。 周囲の光景も、とてもVRとは思えない。左側に見える砂浜に寄せては散る波の動きも、青空に浮かぶ、あるかなきかの風に吹かれて流れて行く雲も、現実そのものだ。 冷たい空気は、温帯に住む人間ならば鳥肌が立つこと必至だが、ロシアの地で産まれ育ったマキシムこと、ケツアナ・ホルノスキーには、涼風程度にしか感じられない。 そもそもがこの程度の寒気でどうにかなるなら、警察の追跡をシベリアブリザードの中を突っ切って振り切った時に時に凍死している。 「何の気無しにやってみたら、こんな事になるとはな」 逮捕され、裁判を受ければ、確定で死刑。死刑のない国であっても、生涯を塀の内側で過ごす事になる凶悪犯罪者でも、この様な突飛な事態には困惑を隠せない。最初に飛ばされた場所が何故か電話ボックスの中という事もあっては尚更だ 「まぁ構わんさ。俺以外の全員が死ねば良い」 至極単純に答えを出したマキシムは、つい先刻に見た顔の中で、覚えているものを思い出す。 あの中に好みの顔はなかった。殺す前に愉しめるということは無さそうだった。 「美味そうなやつはいないな。全員見つけ次第殺っちまうってのも…有りか」 マキシムは警察が把握しているだけで36人の少年を強姦した後で殺害した凶悪犯罪者である。 殺害した後に、遺体を解体し、千切り、弄んだ十指の感覚を確かめるように、握っては開く。 人を素手で解体することが出来る超握力。壁や天井にイモリのように張り付く事も可能な使い慣れたこの十指が有れば、何が相手でも負けはしない。 ニタァ~~と笑ったマキシムは、自分を目指して歩いてくる銀髪の男を視認した。 ────アイツが最初か。 マキシムもなた、銀髪の男を目指して歩いて行った。 ◆ 振りかぶった右腕を、勢いよく振るう。 続いて左腕を同じ様に振るうと、右脚を思い切り振り上げ、目にも止まらぬ速度で振り下ろす。間髪入れずに左脚を振り上げ、振り下ろす。 「生身と変わらないな」 アバターの調子を確認して、T.A.Sは周囲を見回す。右側が海で、残り三方が雪原。当然の様に誰も居ない。 少し思案したT.A.Sは、適当な方向へと歩き出した。 T.A.S は、右側に海を、左側に丘を見ながら、雪原を歩いていた。 T.A.S は他の者達とは違い、このバトルロワイアルが真正の殺し合いである事を知った上で参加している。 その為にT.A.S には、恐怖どころか戸惑いすら無い。只々事前に定めた計画通りに行動し、バトルロワイアルに関わった者を総て抹殺するという主命を達成するだけだ。 先ずは、不意に告げられた『殺し合い』に戸惑い、拒絶する者達を糾合し、首輪の解除と、集団の力で殺し合いに乗った者達を始末を行う。 元々が殺人は元より暴力沙汰事態と無縁の者達だ。殺し合いに乗る者等少数だろう。もし仮に大半が乗ったとしても、出逢ったばかりで気心も知れない殺人者同士である。連携はおろか連合することすら困難だろう。集団を形成するというのは、この場合に於いて、有効な手段だった。 そして集団を組んで殺し合いに乗った者達を始末していく過程で、有用な支給品が有れば譲渡させ、個々人のスキルや創造武具、自前の戦闘能力等、更には念の為に現実での名前や身分を把握。主催者を始末した後に一網打尽にする。 これが、最効率で主命を達成する手段だろう。 T.A.S が一人で全員を殺す。というのも無論有りではある。それを行うに足る実力をT.A.S は確と持っている。しかし、広い会場内を歩き回って虱潰しに狩っていくというのは効率が悪い。 T.A.S の受けた命は関わった者全てを抹殺する事ではあるが、別にT.A.S が全てを殺さなければならない訳ではない。 結果として、T.A.S 以外の全員が死んでしなえば良く、極論すればT.A.S が誰も殺さずとも良いのだ。T.A.S 以外の全てが死ねば良いのだから。 計画達成の第一段階として、殺し合いに乗らない者と邂逅すべく、移動していたT.A.S は、正面から歩いてくるジャージ姿の大男を認識した。 ────外れか。 T.A.S を認識するなり、T.A.S へと向かって走り出した大男に、T.A.S はハズレを引いた事を識る。 殺し合いに乗っていない者ならば、この様に相手を警戒させる行動には出ないだろうし、此方を警戒する素振りを見せるだろう。 いきなり駆け寄ってくる。その行為自体が、この場に於いてはある種の敵対行動で有り、そんな行動をとる時点で、殺し合いに乗ったと思うべきだろう。 T.A.S は止まると、両脚を緩く開いて立ち、腰を少し落として五指を軽く曲げた両手を胸の高さで構える。 平凡極まりない、何の奇も衒わない立ち姿。だが、見るものが見れば、凡そ隙が無い────どころか、T.A.S の両手両足が形成する制空圏に侵入しただけで、瞬時に撃ち落とされる事を悟るだろう。 一流となれる資質の者が、一流の環境で、一流となる為の努力をした。その果ての何の面白みもない順当な結果である。 然し、それはこの事態に巻き込まれた者達の不運が更に増した。という事実の表れでもあった。 駆け寄ってきた大男。マキシムもその事を理解したのか、3mの距離を開けて、T.A.S と対峙した。 (試してから、殺すかどうかを決めるとしよう) T.A.Sは胸中で呟いた。 ◆ ────この男…強い。途轍も無くッ! T.A.S の構えを見たマキシムの感想はシンプルなものだった。T.A.S は強い。マキシムの記憶に有る誰よりも強い。 マキシムは何も無力な少年のみに、身に持って産まれた暴を振るっていたわけでは無い。 その日の糧を得る為に盗みを働いたことがバレて、数人掛で袋叩きにされた事もある。 殺害した少年がストリート・ギャングのボスの愛人だった為に、百人以上の武装したストリート・ギャングに追い回された事もある。 金銭を得る為に、地下格闘技に出場してそこの王者と血みどろの殺し合いをした事もある。 凡そ暴力に彩られた人生を過ごし、暴力に浸って生きてきたきたマキシムは、その人生で積み重ねた経験と、鍛え抜かれた勘とで、T.A.S が脅威であると認識した。 T.A.S に対し、マキシムの身体が無意識のうちに構えを取る。 体重を乗せた右足を後ろに、爪先を立てた左足を前に、両手は拳を握って頭上に構える。 磨き抜かれた暴性と蓄積した経験とが、意識せずにマキシムに取らせた構えは、ムエタイと呼ばれる格技のそれに、酷似していた。 ◆ 無言で対峙した両者は、傍目には判らないほどに緩慢な動きで距離を縮めていく。 間合いも肉体の攻防能力も、体格に勝るマキシムが有利。技術においてはT.A.S が遥かに上だろうが、技術が勝敗を決するのは、体格が近い場合だけだ。 T.A.S とマキシムの体格差は、ボクシングの階級で例えるならば、四階級以上マキシムの方が上回る。 技術が勝敗に影響する為には、マキシムが技巧に於いて素人同然か、T.A.S の技術が人の域を冠絶する────少なくとも極峰の域に有るかのどちらかの場合だけだろう。 マキシムの間合いにT.A.Sが入る────。 「シッ!」 短く息を吐いてマキシムがローキックを放つ。素人が食らえば、脚の骨が折れそうな蹴りを、T.A.Sは僅かに後ろに下がって回復。続く右ストレートを左腕で捌き、右ストレートが変化した右肘撃ちを、これもまた後ろに下がって回避する。 「オオッ!」 マキシムの両手足を使った多角的なコンビネーション。その全てをT.A.Sは捌き、回避していく。 兎に角マキシムの攻撃を受け止めない。それがT.A.Sの方針だった。体格で劣る以上、攻撃を受けるのは愚策。ヘビー級の左ジャブはライトヘビー級の右ストレートに匹敵するという。T.A.Sが例え完璧にガードしたとしても、受ければダメージは必至。ダメージを負わなくとも、加速の乗った重量により、T.A.Sの姿勢は大きく崩れ、致命の隙を晒すだろう。 攻撃を受ける事は、徹底して避ける必要があった。 マキシムとて永遠に攻撃し続けられる訳では無い。回避を続けていれば、呼吸は乱れ、筋肉に疲労が蓄積する。何よりも攻め続けて有効打を与えられない事による焦燥と精神的疲労で集中力が切れる。 そうしてマキシムの動きが鈍り、 意識が散漫になった時こそが、T.A.Sがマキシムを仕留めに行く時だった。 三分は、マキシムの攻勢が続いた後、T.A.Sは繰り出されたマキシムの右拳の戻しが僅かに遅いことに気づく。 続く右肘も僅かに振り抜くのが遅い。 念の為に、更に右の裏拳を回避。マキシムの息が上がっている事を感知。 勝機と見たT.A.Sは、マキシムの右前蹴りを後ろに下がって外すと、両手でマキシムの右脚を絡めとりにゆく。狙うのはヒールホールド。ヒール(踵)と付いてはいるが、実際は膝を破壊する関節技(サブミッション)である。 一捻りで膝を破壊してマキシムを仕留める腹積りだった。 ────!? T.A.Sが捉えに行ったマキシムの右脚が瞬時に地へと踏み下ろされ、踏み下ろした右足で地を踏み込んで、組みつきにいくマキシム。 地下格闘技の王者がマキシムに用いたフェイントだ。これでマキシムに組みついた王者は、マキシムの握力で頸動脈を千切られて死んだが、 ただ掴む。マキシムの超握力ならば、それだけで勝敗を決する損壊を人体に齎す事が出来る。 マキシムの勝ち筋は単純に掴む事。相手の肉体のどこでも良い。指をかけることさえ出来れば勝てる。 両手を伸ばす。右手は腹へ、左手は右腿へ。 勝った。そうマキシムが思ったと同時。マキシムの鼻に強烈な衝撃。 マキシムの突進する勢いを利用したカウンターの右膝蹴りは、見事にマキシムの鼻から血を噴かせていた。 だが、マキシムとてこの程度で終わる様な男では無い。この程度で倒れるようならば、マキシムの人生はこれより遥か以前に終わっている。口腔に溢れる血を無視して、マキシムはT.A.Sの右脚を狙い、中指の第二関節を突き出した拳────カーヴィン・ナックル────を放つ。 マキシムの超握力に耐え得る靭さを持つマキシムの指は、それ自体が石より硬い鈍器であり、人体など容易く切り裂く鋭利な刃物である。 この攻撃をT.A.Sは膝蹴りを繰り出した右脚を振り上げて回避、マキシムの脳天目掛けて踵落としを見舞うが、マキシムは地面に転がることで躱し、そのまま雪の上を転がって距離を取ってから立ち上がった。 (強いな、此奴) T.A.Sは率直にマキシムへの評価を出した。 (これだけの強さがあるなら、此処は見逃しておくか) T.A.Sはマキシムの強さに、見逃す事を決める。 この強さならば、見逃して、他の参加者を殺させた方が、手早く片付く。マキシムを脅威と感じた者とは手を組みやすくなるで、一石二鳥というものだった。 (さて、どう切り上げるか) T.A.Sはこの場からの離脱を考えながら、マキシムと対峙し続ける。 マキシムもまた、T.A.Sの隙を伺い動きを止める。 二人はここに膠着し────変化は不意に、二人に依らず訪れた。 ◆ 異変に気づいたのは、二人同時。 何か重量のある物体が、一定の間隔を置いて地面を打ち震わせている。 然も徐々に大きくなる振動は、その重量物が近づいている事を示していた。 (人間か?) 二人は同時にそう思い。二人は同時に否定した。 人間ならば、震動の間隔が長過ぎる。人の歩幅では有り得ない。 二人は周囲に目をやり、T.A.Sは自分から見て左側、マキシムは自分から見て右側に見える丘へと目線を向けた。 「━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!!!」 怒号。咆哮。そういったものですらない轟音が二人の鼓膜を震わせる。 丘を越え、現れたのは頭にズダ袋を被っただけの身長3mの全裸の巨人。その手に握った身長と同程度の巨剣共々現実では有り得ない。有り得たとしても重量により骨が保たない巨躯も巨剣も、VRならば有り得る。 青銅の像を思わせる全裸の巨人は、血走った眼で二人を睨みつけると、凄まじい勢いで走り出した。転げ落ちる巨岩を思わせる勢いだった。 巨体に合わぬ速度と、その歩幅でもって、ごく短時間に二人を刃圏に捉えた巨人は、手にした巨剣を横薙ぎに振るう。 この死の暴風をT.A.Sは地面を転がることで回避。マキシムは姿勢を低くしてやり過ごすと、地を這うような姿勢で、巨人目掛けて突っ込んだ。 物体の運動エネルギーは、速度と質量から求める事が出来る。 乱入してきた巨人には遥か劣るとはいえ、マキシムもまた人並外れた巨躯の持ち主。その巨体が、短距離走の金メダリストもかくやという速度で走り、体重と速度の十分に乗った、超握力で握り固めた石より硬い拳を打ち込む。 常人ならば肉が潰れ、骨が砕ける拳撃はしかし、巨人の身体をよろめかせただけだった。 殺意に燃える巨人の目線がが、マキシムの目線と交差する。 その時、二人の間に走るシンパシー。凡そ教育と呼べるものは何一つとして受けては居ない二人だが、暴力に浸って生きてきた人生が培った直感が、眼前の相手が自分の同類だと知らしめた。 巨人が立て直すよりも早くマキシムは地を蹴って駆け出す。手を組んでT.A.Sを殺す事も考えたが、T.A.Sを殺せばその後は残った二人で殺し合いだ。 組んで共に行動するという選択肢など存在しない。同類である為に、共に行動すれば、終始裏切るタイミングを伺い合うことになるのは判っている。下手に傷でも負えば、嬉々として殺しに掛かるだろう。 だからこそ、逃げる。逃げて仕切り直す。残った二人が殺し合えば、何方が生き残ってもマキシムに損は無い、 巨人が生き残れば、きっとマキシムとは逆の方向へと向かい、殺戮に励むだろう。 T.A.Sが勝てば、自分を追ってくるかもしれないが、巨人がそう易々と負けるとは思えない。ある程度の時間を稼いでくれれば追いつく事が出来ない程に距離を離せる。そうなれば再度邂逅する迄に、T.A.Sを仕留める準備をするだけだ。 【G-1/一日目/深夜】 【マキシム】 [状態]:健康 疲労(極微) [装備]:ブラッディ・ハンド@スキル [道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~3 [思考・状況]基本方針:皆殺し 1:T.A.Sとエクスキューショナーを警戒。 2:武器を調達するなり何なりして戦力を整える。 [備考] G-1から北へ移動しています T.A.S及びエクスキューショナーと交戦しました ◆ マキシムが走り去るのを見送りながら、T.A.Sは創造武具『無銘剣フィン』を抜く。 ここでT.A.Sが逃亡すれば、エクスキューショナーがマキシムを追う可能性がある。それを阻止する為に、僅かな時間で良いからエクスキューショナーと戦う必要が有った。 殺し合いに乗ったマキシムには、生きていて貰った方が便利ではある。 マキシムの創造武具なりスキルなりは不明だが、マキシムの基礎戦闘力は把握した。アレならば時間は多少かかるが確実に勝てる。 T.A.Sの関心は逃げたマキシムでは無く、咆哮と共に向かって来るエクスキューショナーに移っていた。 T.A.Sを間合いに捉えたエクスキューショナーが、手にした処刑刀を振り下ろす。大雑把かつ大振りな斬撃は、素人でも掻い潜って反撃を見舞えそうな程に粗い。 だが、エクスキューショナーの腕の長さと刀身の長さは、併せて5mを越える。これだけの距離から攻撃されれば、常人ではカウンターなど見舞う事など出来はしない。遥か彼方のエクスキューショナーの身体に、常人では届かないのだから。 振り下ろされた鉄塊とも称すべき処刑刀を、T.A.Sは手にした『無銘剣フィン』で迎える。 凡そ無謀としか言いようが無い行為だった。T.A.Sの持つ剣は確かに業物だが、エクスキューショナーの振るう処刑刀と比べれば、いかにも細く頼り無い。刃と刃が激突すれば、秒と持たずに折れ砕けるだろう。 もし剣身が持ったとしても、支えるT.A.Sの腕が重量を支え切れない。押し切られて潰されるのが関の山だ。 当然と言えば当然の結果は、T.A.Sの横を通り過ぎて、地面を派手に穿った処刑刀が裏切った。 雄叫びをあげてエクスキューショナーが斜めに振り上げた刀身が、T.A.Sの手にした剣と接触するなり、力のベクトルが狂い、T.A.Sの頭上へと虚しく宙を切りながら振り上げられる。 ならばと突きを繰り出すも、T.A.Sの剣が交わるなり、胸を貫く筈だった軌道が逸れて、T.A.Sの右横を疾り抜ける。 T.A.Sはエクスキューショナーの攻撃を受けているわけでは無い、むしろ逆に、刀身を刃に絡め、手元に引き込む様に釣っている。敵の攻撃に自ら勢いを加えている様なものだ。 次第。エクスキューショナーの攻撃は一層勢いを増すものの、その表紙に僅かにベクトルを狂わせ、虚しく空に軌跡を描く。 重さで勝る武器をいなす軽妙の技を、エクスキューショナーは理解できない。永き時の中で研磨され、思索と改良を無限に経て洗練された剣の技。 人に教えを乞い、研鑽に励んでこそ身に付く技巧。ただ闇雲に暴を振るうだけでは、絶対に習得出来ぬ絶技。 このまま百合を交えても、T.A.Sの身体に刃が届く事は決して無い。その事は他ならぬエクスキューショナーが誰よりも理解していた。 「━━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!」 エクスキューショナーが一際大きく咆哮し、処刑刀を横薙ぎに振るう。 この攻撃を、地面を滑る様な歩法で回避したT.A.Sは、吹き付ける刃風が先刻とは比べものにならない程に増している事に気付いた。 (速度が上がったわけで無し…重量か?) エクスキューショナーが振り下ろしてきた処刑刀を回避。虚しく地面に向かう処刑刀に、フィンを上から振り下ろす。 (やはり重量か) 手に伝わる感覚で、処刑刀の重さが激増していることに気付く。 おそらくは任意で刀身の重量を増す事が出来るのだろう。T.A.Sはそう推測した。 (無駄だな) T.A.Sはエクスキューショナーの能力を冷徹に評価する。 重量を増す武器というのならば、見た目が軽量なものの方が良いに決まっている。 見た目が軽やかな武器を、手にした武器で受けるなり弾くなりしようとした敵は、武器が交わった瞬間に、鉄槌と化した敵の武器に身を砕かれることになる。 だが、エクスキューショナーの武器は見るからに重量の有る代物だ。こんなモノを受けようとする者などまず居ない。これでは折角の能力も、持ち腐れというモノだった。 ◆ (此奴もオレの敵では無い。だが、『使える』) この、人に恐怖と嫌悪を抱かせる風貌。そしてこちらを視認するなり襲ってきた凶暴さ。此処は放流して他の者達を襲うに任せるべきだろう。 此奴に襲われ、エクスキューショナーを脅威と認識した者ならば、手を組む事も容易。 そう結論したT.A.Sは、エクスキューショナーからの逃走を開始する。 (先ずは動きを止める) エクスキューショナーの耐久はT.A.Sも識っている、 マキシムが放った一撃は、T.A.Sが受ければ先ず即死。良くて昏倒といった程の一撃だ。 その様な攻撃を受けて、わずかに蹌踉めく程度にしか応えないエクスキューショナーを、身体に重傷を負わせないで、止める術など果たしてあるのだろうか。 答えは────有る。 エクスキューショナーが人類の域を超えた巨躯を持ち、並外れた耐久力を誇ろうと、その身体は巨大な人体に過ぎない。 つまりは人と身体の構造が同じという事。ならばT.A.Sの技術と知識でどうとでもなる。 エクスキューショナーの振るった処刑刀をフィンで捌くと、T.A.Sは一気に間合いを詰める。 フィンを横薙ぎに振るい、エクスキューショナーの脛に痛烈な一打を入れる。 かの豪傑、武蔵坊弁慶ですら泣いたと言われる急所を強打されたエクスキューショナーもまた、武蔵坊弁慶宜しく、絶叫して蹲った。 (やはり人体と構造(作り)は変わらないな) 動きを止めたエクスキューショナーを見て、呑気とも取れる感想を抱くT.A.S。エクスキューショナーもマキシムも、共に他の者達からすれば紛れも無い強者。その二人と連戦して尚、この余裕。 この一事だけでもT.A.Sが、心身共に冠絶した強者で有ることが窺い知れる。 最初に東へと走ったT.A.Sは、充分にエクスキューショナーから距離を取ると、方向を転じてマキシムが去ったのと反対の方へと走り出した。 【G-1/一日目/深夜】 【T.A.S】 [状態]:健康 [装備]:無銘剣フィン@創造武具 [道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~3 [思考・状況]基本方針:主催者込みで皆殺し 1:出来得る限り効率よく殺していく 2:まずは殺し合いに乗っていない者達を集めて、乗った者達を始末していく。 3:当分は殺し合いに乗った者は出来るだけ殺さない(第一回放送まで、以降は状況次第) [備考] Gー1から南へ移動しています。 マキシム及びエクスキューショナーと交戦しました エクスキューショナーの創造武具だかスキルだかの能力を、『処刑刀の重量を増す』ものだとしました ◆ 数分後、蹲っていたエクスキューショナーはゆっくりと立ち上がる。力感に満ちたその動きは、鳴動する活火山を思わせる。 脛を打たれた時は、ヒビが入ったかと思ったが、支給品の効果でもう痛みも腫れもない。 エクスキューショナーは立ち上がると、東と北へと目をやり、どちらを追うか考える。 最初に北に逃げたマキシムは、自分と真実同類だ。あの男は放置しておけば、自分が殺して回る手間を省いてくれる。 それよりも、まずは奴を。 エクスキューショナーはT.A.Sが最初に向かった東へ向けて移動を開始した。 【G-1/一日目/深夜】 【エクスキューショナー】 [状態]:健康 [装備]:『CAST IN THE NAME OF GOD, YE NOT GUILTY.』@創造武具 まもりのゆびわ [道具]:基本支給品、ランダム支給品×2 [思考・状況]基本方針:皆殺しにして恩赦を得る 1:T.A.Sを追う 2:マキシムは放置して、他の者を殺させる [備考] G-1から東へと移動しています 支給品解説 まもりのゆびわ エクスキューショナーの左の小指に嵌っている指輪。外見はFF5に登場するものと同じ。 防御力を上昇させる効果はないが、エクスキューショナーの傷や疲労を癒す効果がある…ただし戦闘中は機能し無い。治癒効果を発揮する種には、逃亡なり勝利なりで戦闘を終了させる必要が有る。 この装備品は、エクスキューショナーが死ぬと連動して消滅する。更には譲渡も盗む事も出来ない。 前話 次話 009 これはバトロワですか? ~はい、これが私の自称メイドです~ 投下順 011 麻痺 009 これはバトロワですか? ~はい、これが私の自称メイドです~ 時系列順 011 麻痺 前話 登場人物 次話 GAME START マキシム アサルトリリィ -猫に寄りそう乙女の作法- GAME START T.A.S 輝くために GAME START エクスキューショナー 死闘の果てに
https://w.atwiki.jp/rasta/pages/40.html
小ネタ 【提供者:ぢゃがいもさん】 1-1のマキシムトマトが水の中に落ちるところで マキシムトマトが土の中に入っていきます。 【やり方】 ①まずマキシムトマトを水の中に落とします。 ②マキシムトマトの入った池をアイスボムで徹底的に凍らします。 (このときマキシムトマトを最後に凍らしてください) ③だんだんマキシムトマトが土に沈んでいきます。 【提供者:タコス様】 1UPが作れる 【やり方】 下画面のミニマム?みたいなものを2つ混ぜた物を2つ作ります。 そしたらその2つを混ぜます。そしたら出来上がり!! 【提供者:タコス様】 隠し要素一覧 シールスターを全て集める ステージ7へ進める ゴーストメダルを全て集める 「ゴースト」使用可能 ひみつのマップを全て集める コピー能力置き場出現 クリア コピー能力置き場に「トリプルスター」が出現サブゲーム「勝ち抜きボスバトル」出現 宝箱を全て回収する 「エクストラモード」出現
https://w.atwiki.jp/shoichi_ikemen/pages/4.html
ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 (2021年12月6日) - エキサイトニュース マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 「Wiki」創設者のPC 競売に - auone.jp 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) サモンズボード攻略wiki - GameWith 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトの評価と性能詳細【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ガーディアンテイルズ】ギルドレイド戦(秘密の研究所)の攻略とおすすめキャラ【ガデテル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】アップデート情報・キャラ調整まとめ - ポケモンユナイト攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Apex】シーズン11の新要素と最新情報まとめ【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) ロストジャッジメント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Among us】新マップThe Airship(エアシップ)の解説【アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) ハーネスについて小児科医の立場から考える(坂本昌彦) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゼルダ無双攻略Wiki|厄災の黙示録 - AppMedia(アップメディア) ウマ娘攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) ゲトメア(ゲートオブナイトメア)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【白夜極光】リセマラ当たりランキング - 白夜 極光 wiki - Gamerch(ゲーマチ) お蔵入りとなった幻の『スーパーマリオ』 オランダの博物館でプレイ可能?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「ITreview Best Software in Japan 2021」のTOP50に選出 - PR TIMES 真女神転生5攻略Wiki|メガテン5 - AppMedia(アップメディア) 【B4B】近接ビルドデッキにおすすめのカード【back4blood】 - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンスナップ攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 富野由悠季「ブレンパワード」作り直したい!ファンを前に意欲(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ウマ娘】査定効率から見た取るべきスキルとおすすめキャラ【プリティーダービー】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】カズヤの評価とコンボ【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) メモ・ドキュメント・wiki・プロジェクト管理などオールインワンのワークスペース「Notion」が日本語ベータ版提供開始 - TechCrunch Japan 【ギアジェネ】リセマラ当たりランキング【コードギアス】 - ギアジェネ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンスターファーム2(MF2)攻略wiki|アプリ・Switch移植版 - AppMedia(アップメディア) 【ブラサジ】最強キャラTierランキング【ブラックサージナイト】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】鬼滅の刃コラボ情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【SPAJAM2021】第3回予選大会は「クイズ!WIKIにゃんず!」を開発したチーム「かよちゃんず」が最優秀賞! | gamebiz - SocialGameInfo 検索結果における「ナレッジパネル」の役割とは・・・ウィキメディア財団とDuckDuckGoの共同調査 - Media Innovation ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn」にて「コラボレーション部門」を受賞! - PR TIMES 【ポケモンユナイト】カメックスの評価と立ち回り【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 「ゼルダの伝説 BotW」のマラソンで23秒? 驚きの速さで完走した方法が話題(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Wikipediaが「中国人編集者の身の安全を守るため」に一部の編集者アカウントをBANに - GIGAZINE BTS(防弾少年団)のV、8月のWikipedia閲覧数が韓国アーティストで1位!グループでは4ヶ月連続トップ - Kstyle 【イース6オンライン】リセマラ当たりランキング|召喚ガチャの開放条件は? - Gamerch(ゲーマチ) BacklogからNotePMへwiki情報を自動API連携する「Backlog to NotePM」をSaaStainerに掲載開始 - PR TIMES ライザのアトリエ2攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) 真女神転生3リマスター攻略Wiki|メガテン3 - AppMedia(アップメディア) ガーディアンテイルズ(ガデテル)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) タスクも文書もWikiもデータベースもまとめて管理できる「Notion」とは? - ASCII.jp ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が、見るだけ専用ユーザー『無料』の新プランを発表! - PR TIMES 【かのぱず】リセマラ当たりランキング【彼女お借りします】 - Gamerch(ゲーマチ) 【乃木フラ】リセマラの必要はある?【乃木坂的フラクタル】 - Gamerch(ゲーマチ) メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】生放送まとめ|パワフェス2021 - パワプロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ルーンファクトリー5攻略wiki|ルンファク5 - AppMedia(アップメディア) 【ふんクロ】リセマラ当たりランキング【シャーマンキング】 - ふんクロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 簡単操作で自分専用Wikiを構築できるMarkdownエディタ「Obsidian」のモバイル版を使ってみた - GIGAZINE 【ポケモンユナイト】配信時間は何時から?スタートできない?【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) ディーサイドトロイメライ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】体操服の変更方法と法則性 - Gamerch(ゲーマチ) 情報マネジメントツール「Huddler」がwiki機能を刷新 - PR TIMES シェアエコ配送アプリ「DIAq(ダイヤク)」のアンカーアプリで、高層ビル・商業施設の入館方法などお役立ち情報をまとめた「DIAqwiki」を公開 - アットプレス(プレスリリース) 異常熱波のカナダで49.6度、いま北米で起きていること(森さやか) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ツイステ】マスターシェフの攻略~辛味のふるさと~【料理イベント】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ラグナロクオリジン】リセマラは不要?おすすめ職業は?【ラグオリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【アイプラ】リセマラ当たりランキング【アイドリープライド】 - AppMedia(アップメディア) 白夜極光攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【バイオミュータント】2.02アプデ|アップデート1.4情報 - バイオミュータント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ひな図書】リセマラ当たりランキング【日向坂図書館】 - Gamerch(ゲーマチ) ニーアレプリカントリメイク攻略wiki|ver.1.22 - AppMedia(アップメディア) アイプラ攻略Wiki|アイドリープライド - AppMedia(アップメディア) 【ウマ娘】ゴルシウィークはいつから?キャンペーン情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) シーズン66 - 【超速GP】ミニ四駆 超速グランプリ攻略まとめwiki - 電撃オンライン 乃木坂的フラクタル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 「こんなことになるとは…」13年前のエイプリルフールについた“嘘”がネットで… ある男の告白(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki)「Nerve」シードラウンドで総額約3500万円の資金調達を実施 - PR TIMES 【ウマ娘】隠しイベントの発生条件と効果まとめ - Gamerch(ゲーマチ) Nerve - 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki) ローンチカスタマー募集開始のお知らせ - PR TIMES Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) パニシンググレイレイヴン(パニグレ)攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ひなこい】最強ひな写ランキング - ひなこい攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』における「農林水産省攻略wiki説」は本当なのか? - AUTOMATON スタスマ攻略Wiki【スタースマッシュ】 - Gamerch(ゲーマチ) 無料とは思えない多機能っぷりなWikiインフラ「Wiki.js」レビュー、自前でホスト&外部サービスと連携可能 - GIGAZINE Microsoft Teamsの基本と活用(24) TeamsのWikiを使う - マイナビニュース 『ゲーミングお嬢様』での提起が話題に “企業系wiki”に横たわる問題点とは - リアルサウンド 「エイリアンのたまご」,自動周回機能と公式wikiが登場 - 4Gamer.net 【リゼロス】Re ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories攻略まとめwiki - 電撃オンライン パワプロ2021/2020攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ヌーラボ、「Backlog」の絵文字入力の補完機能やWiki編集の自動マージ機能を改善 - CodeZine(コードジン) ヌーラボ、プロジェクト管理ツール「Backlog」の絵文字入力の補完機能・Wiki編集の自動マージ機能を修正改善 - PR TIMES Backlog、Wikiにファイル添付が容易にできる機能をリリース -- グローバルバーの視認性改善なども実施 - PR TIMES
https://w.atwiki.jp/momotetsu/pages/165.html
日本橋 「東海道五十三次」の起点。戦後は埋没の感あるも、近年再開発の動き 物件駅 登場作: 元ネタガイド
https://w.atwiki.jp/ekidash/pages/603.html
にほんばし 東京地下鉄/東京都交通局 東京都中央区日本橋一丁目 東京メトロ銀座線 三越前←→京橋 東京メトロ東西線 大手町←→茅場町 都営浅草線 宝町←→人形町